ゆくブラの戯言。

とある黄グマの日々の戯言

2021年の超個人的アニメ10選をご紹介

こんにちは。少し遅れながらですが、新年あけましておめでとうございます。2021年は大変お世話になりました。そして、2022年もよろしくお願いします。ゆくブラっ!(@YukuBuraaaaaaaa)です。

 

さて今回は、2021年に放送されたアニメの中で「見てよかった」と思えたものを10本選んでいき、その選定理由も一緒に書いていきたいと思います。

順位付けとかそういうのはしていません。一応言っておきますが、あくまでも超個人的・自分の趣味嗜好で選定している節がありますので、悪しからず…。

  • 前述したとおり、中の人の趣味・嗜好が露呈している節があります

  • 作品のネタバレを含みますので、その点ご理解の上でご覧ください

 

 

SHOW BY ROCK!!STARS!!

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©2012, 2020 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M

showbyrock-anime-s.com

出だしから、やはりこれだけは外せない。

そういう気持ちにさせるのがこの作品です。

 

実はもともと、SHOW BY ROCK!!シリーズは「ましゅまいれっしゅ!!(以下・ましゅましゅ)」で初めて知ることとなるのですが、そのましゅましゅが自分的に超ドストライクな作品で、「STARS!!」を見るために「SHOW BY ROCK!!(以下・無印)」を全話一気見してしまうほどになっていました。

 

ホントは「ましゅましゅ」のいいところもぎっし~り書いていきたいのですが、そうなるとこの記事の趣旨から逸脱してしまうので残念ながら割愛。

 

そしてこの「STARS!!」は無印・ましゅましゅを見た人からすればめちゃくちゃ楽しめるいい作品。無印から登場のシアンちゃん率いる''プラズマジカ''、そしてましゅましゅから登場のほわんちゃん率いる''Mashumairesh!!''、この2つのユニットの奮闘を中心に物語は進んでいきます。

 

個人的に好きなところをいくつか挙げるとしたら、登場人物への愛が歪み気味なキャラガチレズがちょくちょくいること。その代表格が、レトリーとマシマヒメコの2人です。

 

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シアンちゃんにバレないように写真を撮っているレトリー、そして眼光もヤバイ
(第8話「ランナーズハイ!!」・第11話「星空ライトストーリー」より)
©2012, 2020 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M

 

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ほわん&マシマヒメコ、この2人もすぐイチャイチャすることに定評があります
(第5話「きゅきゅきゅん♥ハートシェイカーなain't nobody STOP」より)
©2012, 2020 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M

 

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ほわん&シアンのイチャイチャに怒りが抑えきれない2人の構図ホント好き
(第3話「Do! It! Happy大冒険!」より)
©2012, 2020 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M

こんな歪んでいそうなガチレズ愛が露呈してしまうのも、このアニメの一つの魅力と言っても過言ではないかもしれません。

こんなことばっかり書いていては、ただの百合アニメか?と思われそうですが、このアニメの醍醐味と言えば楽曲の良さです。OPテーマ「ドレミファSTARS!!」をはじめ、ずーっと聞いていられるような名曲揃いだと思います。特に最終回での挿入歌「アノカナタリウム」が流れるシーンは本当に泣ける。 

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シアンちゃんが無印時代と似たような手をしているもポイント
(「SHOW BY ROCK!! STARS!!」OP・「SHOW BY ROCK!!」OP)
©2012, 2020 SANRIO CO., LTD. SHOWBYROCK!!製作委員会M/© 2012,2015 SANRIO CO.,LTD. SHOWBYROCK!! 製作委員会

もちろん、ましゅましゅ・無印を見ていない人でも雰囲気だけ楽しんでもらえればそれだけでいいんじゃないかと思います。本当はもう少し語りたいんですが、やっぱりめちゃくちゃ長くなってしまうので、この辺にとどめておきます。

 

ゆるキャン△SEASON2

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© あfろ芳文社/野外活動委員会

yurucamp.jp

待望の2期。3年越しに止まっていた物語が、動き出す。

我々が今か今かと待ち望んでいた作品の2期が到来しましたね。放送を見るたび、まるで実家に帰ってきたかのような安心感。そう思わせてくれました。

 

2期では、野クルを中心としたメンバーのゆるく、あったかいキャンプストーリーはもちろんのこと、「保護者のとしての立場」でこのアニメを見ることが多くなったと感じます。それは、第7話~8話にかけての、主要キャラ・各務原なでしこ(以下・なでしこ)のソロキャン回でのことです。

 

一人でのキャンプ、いわゆる「ソロキャン」をすることになったなでしこ。しかし、テントを建てる時に使うペグを破壊してしまうなど、幸先の悪いソロキャンに。

 

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(第8話「ひとりのキャンプ」より)
© あfろ芳文社/野外活動委員会

一方そんな中、温泉宿でマッサージチェアを嗜む志摩リン(以下・しまりん)は、なでしこの事が心配なのか電話をかけますが、なでしこが出ることはありません。

 

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なでしこは電波通じないだけ……
(第8話「ひとりのキャンプ」より)
© あfろ芳文社/野外活動委員会

このままだと、ずーっとなでしこのことが頭から離れなさそうなしまりん。やっぱり嫁、いや、保護者じゃないか。

はい。完全に嫁もとい子供の一人旅が心配で仕方なくなっているのです。こういうところ、すっごくすき。

 

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(第8話「ひとりのキャンプ」より)
© あfろ芳文社/野外活動委員会

その後、なでしこはソロキャン先で出会った親子と楽しく料理したりするなど、充実したキャンプとなるのでした。ソロキャンとは…?

道中で出会う人たちとも親しくなれるなでしこのコミュ力には憧れます。同時に、人情や人間味にあふれた物語でもあるとしみじみ感じるのです。

 

ウマ娘 プリティーダービー Season2

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© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

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これも絶対外せませんでしたね。2021年のソシャゲ界を大きく牽引した作品のTVアニメです。ぼくも今年はウマ娘に始まり、ウマ娘に終わる。そんな一年だったような気がします。実際の競走馬を女の子に擬人化し、ストーリーは実際の競走馬の史実通りに進んでいく。このシンプルな構成でありながら、それが見事にヒットした。と言っていいのではないでしょうか。

 

個人的にやはり大好きなのは最終回に当たる第13話「夢をかける」です。

 

この日、一年ぶりの復帰レースとなる有馬記念に挑戦する2期の主人公・トウカイテイオービワハヤヒデをはじめとした強豪が集う中、テイオーは4番人気となりました。前走・一年前の有馬記念は11着と惨敗。「テイオーが勝つ」と思っていた人は多くはなかったのではないのでしょうか。

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

2週目の第3コーナーで進出を開始していったテイオーは、最後の直線で先に抜け出していたビワハヤヒデとの一騎打ちとなります。この瞬間の実況トウカイテイオーが来た!」は史実でも有名な実況なんですよね。そしてゴール板前…

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

テイオーは見事に、一年ぶりの勝利を果たすことができたのです。これまで、アニメ全体でのテイオーの苦悩、挫折を見てきた我々からすれば、この勝利の瞬間はもう感動必至。作中のメジロマックイーンシンボリルドルフなど周囲の「いけ、いけ、走れ…」といった応援シーンも涙を誘います。

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

そんなレース中の感動必至シーンの中で挟まれるギャグシーンも見ものです。

 

代表的なのはSeason2の初期から登場していた美容師とそのお客さんの二人。お互いレースに夢中で、最終的には二人ともバリカンで坊主になっているというあまりにも謎過ぎるシーンです。これがレースシーンの所々で挟まれるので、感動と笑いが入り混じって最終的にはよくわからない変な感情が視聴者に芽生えた事でしょう。僕もその一人です。

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

そして何といってもこれを無くしてウマ娘は語れん!と言っても過言ではないでしょう。優勝したウマ娘たちによる歌とダンス、そう。「ウイニングライブ」です。

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

テイオーがセンターのウイニングライブ。この光景を、我々は待ち望んでいたのです。

しかもそれだけではなく、テイオーのダンスがまさかの手描き作画・・・正直、このシーン本当にスゴすぎて少し鳥肌が立ったほどです。

 

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信じられるか?手描きだぜ?
(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

そして史実通り3着のナイスネイチャもウイニングライブで踊っているのですが、まあとにかく可愛さが異常ですね。この有馬記念以外のレースでも3着を多く獲っていたことから「ブロンズコレクター」の愛称で親しまれていたのですが、ネイチャ、俺からしたら、お前が1番だよ。

 

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

そして終いにはこの娘、投げキッスまでしてくれるんですよ?そんなことある?

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(第13話「夢をかける」より)
© 2021 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」製作委員会

・・・アッ!!!!!!!!!(尊死)

 

思わず昇天。と、いうことでゲームから入った方も、そうじゃない方も、アニメは一度是非チェックして頂きたいです。

 

④EX-ARM エクスアーム

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©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

www.exarm-anime.com

「アニメ」の歴史は、「エクスアーム以前」と「エクスアーム以後」に分かれます

令和のこの時代に、「アニメ」の概念を大きく覆す作品が放送されました。

まあこんなこと言っても何言ってんだこいつ?って感じだと思うので、とりあえずあらすじだけ先に書いておきましょうかね。

 

2014年、機械嫌いの高校生・夏目アキラは自分を変えたいと思い
一歩を踏み出す。が、トラックに轢かれる──。

そして2030年東京港湾部、未知の兵器『EX-ARM』取引現場に
潜入した警察・上園美波とアンドロイド・アルマのコンビを
『EX-ARM』No.08を装備した敵が襲う。彼女たちは起死回生を賭け、
敵から奪った『EX-ARM』No.00を起動させるが…!?

 

STORY|-TVアニメ『EX-ARM エクスアーム』公式サイト

 

…はい、あんまりよくわかりませんね・・・。そんな人のために説明すると、エクスアームはこんなアニメです。

 

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(第1話「禁断の兵器」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

急にクソデカ中華鍋でチャーハンを作り出したり・・・

 

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(第1話「禁断の兵器」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

急に背中から体当たりしたり・・・なんだこれは一体。

いわゆる3DCGアニメなのですが、そのクオリティが…えぇ…みたいな感じだったので、一部界隈で大きな話題となりました。

もっと例を挙げるとすれば、マンガではこんなエッチなお色気シーンが・・・

 

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©古味慎也・HiRock/集英社

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(第1話「禁断の兵器」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

・・・はい。アニメではこうなります。

ちょっとこれは、原作を読んでいた人からすれば言葉が出なくなってしまうのも頷けます・・・

 

そして、全編3DCGだったはずが突然手描き作画が出てきたり・・・もう軽く混乱。

 

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(第7話「炎の舞踏会」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

 

そして最後の方には、主人公による謎の歯見せスマイル。これを境に、歯を見せる笑顔の事を、「歯見せスマイル」ではなく「エクスアームスマイル」と呼ばれるようになったのは言うまでもありません。

 

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(第11話「人間の証」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

 

さらに、放送時に流れるCMも見所の一つでした。東京のタクシー会社「ロイヤルリムジン」がスポンサーとなっており、毎週毎週コラボCMが流れていたのです。

 

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「ロイヤルリムジンは、エクスアームを応援しています」

当時は、「こんなアニメとコラボするロイヤルリムジンって大丈夫かよ…」なんてことを言われていた気がしないでもないのですが……

そして、アニメの最終回にはロイヤルリムジンの代表・金子健作社長が実際にアニメに出てきてしまうほど。

 

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左から2番目の人にご注目
(第12話「偉大な一歩」より)
©古味慎也・HiRock/集英社・「EX-ARM」製作委員会

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ロイヤルリムジン・金子健作社長

トップメッセージ | 株式会社アイビーアイ

そして、社長的にはこのコラボを良しと思っているみたいです。

 

 

まあ、このアニメをきっかけに名前だけも知られればそれだけで十分な宣伝効果ですからね。

 

スーパーカブ

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©Tone Koken,hiro/ベアモータース

supercub-anime.com

「私には何もない。」そう思っていた女の子が''世界で最も優れたバイク''と言われる''スーパーカブ’’(以下・カブ)と出会う物語。

主人公・小熊ちゃんがあるバイク屋さんで出会った緑色のカブとの出会いをきっかけに、世界が色づいていく。そんなお話。

 

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スーパーカブもリアルに描写されています
(第1話「ないないの女の子」より)
©Tone Koken,hiro/ベアモータース

そんなカブが1万円という破格で販売(なぜこの価格なのかはここでは言いません)されていることを知った小熊ちゃんは、その後に原付免許とナンバーをすぐに入手します。そして、念願のカブまで入手し、キックペダル式のエンジンをかける瞬間・・・

 

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←エンジン始動前 エンジン始動後→
(第1話「ないないの女の子」より)
©Tone Koken,hiro/ベアモータース

ご覧ください。小熊ちゃんの世界が色づきましたね。この粋すぎる演出が、ぼくは本当に大好きです。

 

その後も、小熊ちゃんは自分のカブを見るたびにどこかにんまりとした表情になります。かわいい。

 

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(第1話「ないないの女の子」より)
©Tone Koken,hiro/ベアモータース

そんな、カブを手に入れたとある女の子、小熊ちゃんがカブと一緒に成長していく物語が非常に沁みます。まあアニメの後半では、結構衝撃的なことをする子でもあるのですが…それがどんなことか、ここではあえて言わないでおきましょう。

 

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω

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©むらさきゆきや講談社異世界魔王Ω製作委員会

isekaimaou-anime.com

3年ぶりに、放送内容の限界に挑め。

・・・はい。端的に言って、異世界を舞台にしたお色気アニメですね。もちろん生真面目にやってるシーンもあるにはあるのですが、お色気なシーンが大半のいわゆるおバカなアニメなので、あえて選定させていただきました。

 

元々このアニメは2018年7月クールに第1期が放送されており、その時はTOKYO MX木曜22時台での放送でした。光での規制があったりするとはいえ、いくらなんでも放送時間が早すぎるんじゃないか?と思っていましたが、今回の2期では、TBSの木曜深夜1時台に移動したため、放送内容の幅は若干広がっていたのかな?とも思います。

 

当時の1期放送前には「放送内容の限界に挑め!」とかいうふざけたPVが作られていたりもしました。そんなもん挑まなくてもいいから…(良心)

 

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アニメ第1期放送前のPV
©むらさきゆきや講談社異世界魔王製作委員会

では2期はどういった感じなのか?見ていきましょう。
(この先、刺激の強いシーンがありますので注意してください)

 

 

 

 

 

 

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(第1話「大主神官」より)
©むらさきゆきや講談社異世界魔王Ω製作委員会

触手!触手!触手!

 

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(第1話「大主神官」より)
©むらさきゆきや講談社異世界魔王Ω製作委員会

おっぱい!おっぱい!

 

 

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(第1話「大主神官」より)
©むらさきゆきや講談社異世界魔王Ω製作委員会

見えてる!見えてる!

う~ん、実に頭の悪いアニメですね(褒め言葉)。

 

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(第1話「大主神官」より)
©むらさきゆきや講談社異世界魔王製作委員会

主人公・ディアヴロ様も、シリアスな戦闘シーンではめちゃくちゃカッコよくなるのですが、えっちなシーンを前にするとめちゃくちゃ焦り出すのです。こういう童貞感丸出しのギャップも好き。2期は1期よりもこのシーンが多かった気がして、個人的にはすごくうれしいです。

 

そして何といってもこの2期はOPが一番の見どころと言っていいかもしれません。

 

声優の芹澤優さんがDJ KOOさん&MOTSUさんとのタッグを組んだOPテーマ「EVERYBODY! EVERYBODY!」が盛り上がる要素の一つでもあります。

 

www.youtube.com

 

聞いていただければわかる通りなのですが「エビバディ!エビバディ!」というサビの部分で大盛り上がり必死なんですよね。ぼくもリアタイ中、OPが流れるたびに一人で踊っていました。(深夜1時半の話です)

 

そんなDJ KOOさん&MOTSUさんはアニメ内にも登場しています。違和感なさすぎる

 

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(第7話「魔王幼女」より)
©むらさきゆきや講談社異世界魔王製作委員会

放送時間の関係もあるのか、2期は1期よりも若干規制が緩めになった(光による規制が減った?)気がするので、さらに見ごたえある作品になったと思います。こちらもぜひチェックを。

 

⑦精霊幻想記

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©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

seireigensouki.com

はい。こちらもなかなか見ごたえのある作品でした。

 

いわゆる「異世界転生モノ」としての導入はよく見る展開ですので多くは語りませんが、前世と現世の二つの記憶を持つ主人公のリオくんの話が最終回まで非常に楽しめる物語になっており、最後はちょっと感動してしまうほどでしたね。

 

そんな精霊幻想記を語るにおいて最も重要なキャラは前述したセリア先生。彼女の存在なしにこの作品は語れません。

 

セリア先生は学園の講師でありながら、なんと12歳(第2話時点)。どうやら優秀であるが故に飛び級で高等部まで卒業してしまったとかなんとか。すげえよ…

 

そんなセリア先生、個人的に一番のポイントは作中で見せる笑顔が非常に素敵だということ。単純明快にかわいいですね。

 

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(第1話「前世の記憶」より)
©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

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(第2話「王立学院」より)
©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

他にも、怒ったり、笑ったり、恥ずかしがったりしているところもすっごくかわいい。

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(第2話「王立学院」より)
©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

もうここまでくると、''萌え''の最上級ですねこれは…(脳溶)

 

そんな精霊幻想記、最終回はリオくんが前世で思いを寄せていた少女・綾瀬美春との再会を果たしたところで終了という何とも言えないぶつ切りエンド。まるで魔法戦争みたいな終わり方をしてしまいました。

 

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(第12話「運命の再会」より)
©北山結莉・ホビージャパン/『精霊幻想記』製作委員会

そんな令和の魔法戦争こと精霊幻想記、TVアニメ第2期の製作が11月に決定していたようです。この記事を書いているときに初めて知りました。よかったよかった…

 

 

9月末の放送終了の段階ではまだ発表できる状態ではなかったのでしょうが、あの終わり方的にほぼ2期やるみたいな方向だったのかもしれませんね。とりあえず魔法戦争みたいにならなくてよかったです。

⑧ジャヒー様はくじけない!

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©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

jahysama-anime.com

これもめちゃくちゃ面白かったです。毎回爆笑できるほぼギャグテイストのアニメでしたね。

かつて魔界No.2だった主人公・ジャヒー様が人間界へ堕落してしまい、その人間界でのドタバタコメディを描いたアニメ。1クールアニメだと思われがちですが、実は全20話と話数的にはちょっと中途半端感。でも20話じゃ足りないくらいの面白さでした。

 

主人公・ジャヒー様は人間界への堕落後、''魔力''を失ったことでご覧のような幼い姿になってしまいます。かわいい。

 

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(「ジャヒー様はくじけない!」第1クールEDより)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

その後は築40年のボロアパートで暮らす傍ら、家賃を大家に催促されながら、一定時間元の姿に戻れる能力を利用して、居酒屋でバイトをする日々を送ります。

 

そんな中で、ジャヒー様の前に立ちはだかる様々なキャラクターがいるのですが、今回はぼくのお気に入りのキャラ、第7話から本格登場するこころちゃん(CV.小倉唯をピックアップしてご紹介できればと思います。

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(第7話「ジャヒー様は遊ばない!」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

こころちゃんとジャヒー様の馴れ初めは、ジャヒー様が公園で魔石探しをしていた時の事。そんなジャヒー様を気にかけたこころちゃんは、一緒に魔石探しをすると言います。

 

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「困ってる人は助けなきゃって、お母さんが言ってた!」
(第7話「ジャヒー様は遊ばない!」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

もうね、この笑顔。天使なんですわ。

最初はジャヒー様も、こころちゃんに対し、''魔石を奪われるのではないか''という疑いを持ちますが、こころちゃんの純粋さに、その疑いも次第に晴れているのか、一緒に魔石探しをすることになります。

 

夕方まで魔石探しを一緒に手伝ってくれるこころちゃん。ジャヒー様が諦めモードに入る中、こころちゃんは諦めるそぶりを見せません。

 

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(第7話「ジャヒー様は遊ばない!」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

逆光とともに語りかけるこころちゃん。やっぱり天使じゃないか。

 

結局、魔石を探すことはできませんでしたが、その代わりにこころちゃんが用意してくれたのが、四つ葉のクローバーでした。

 

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「ジャヒー様にも、幸せが訪れますように!」
(第7話「ジャヒー様は遊ばない!」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

・・・いやいや、優しすぎんか???


魔石は見つからずとも、こころちゃんの優しさが存分に詰まったクローバーであることは、間違いないのです。

 

その後、こころちゃんがくれた四つ葉のクローバーが、ジャヒー様の髪留めになっているというのも粋な演出だと思います。

 

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(第7話「ジャヒー様は遊ばない!」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

こころちゃんの想いは、ジャヒー様に確かに届いていたのですね。

 

その後はこころちゃんと一緒に魔石探しと称したお出かけまでするほどに。

 

そのお出かけ先でクレーンゲームを見つけたジャヒー様は、「100円で大量のうまい棒が獲れる」という勘違いをしてしまいます。

 

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(第12話「こころちゃんは裏切らない?」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

結果は言うまでもなく、何度挑戦しても惨敗

 

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(第12話「こころちゃんは裏切らない?」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

完全に廃人への道を進むジャヒー様。さすがにこころちゃんも諦めるようにに促しますが、ジャヒー様は諦めるそぶりを見せません。しかし、その結果…

 

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(第12話「こころちゃんは裏切らない?」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

なんと、ボタンを押す手が滑ったのが功を奏し、見事景品をゲットできたのです。

 

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(第12話「こころちゃんは裏切らない?」より)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

お金は当然のごとく底をついてしまいましたが、ジャヒー様とこころちゃんが過ごした時間はクレーンゲームで消えてしまったお金以上に大切なモノになったということなのですね。もはやプライスレスと言っていいと思います。

 

ギャグアニメとしての完成度も高く、存在感の強いキャラも他にたくさんいるのですが、こうしたあったかいお話も所々に挟まれている本作品、ぜひチェックして頂きたいと思います。

 

ということで、みなさんも、レッツ臥薪嘗胆!

 

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(「ジャヒー様はくじけない!」第1クールOPより)
©昆布わかめ/SQUARE ENIX・「ジャヒー様はくじけない!」製作委員会

⑨先輩がうざい後輩の話

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© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

Twitterから、TVアニメへ。4年越しの想いが、今、ここに―。

 

元々はWeb漫画家として活動されている、しろまんた先生によるTwitter上での投稿から生まれた本作品。

 

 

初めてこの作品が産声を上げたのが2017年9月。そこからTVアニメ放送が2021年10月。前述のとおり、原作が生まれてから実に4年以上の月日を経て、TVアニメ化へと至っているわけですね。

 

僕の中で、原作の頃からこの作品の存在を知る数少ない作品の一つということもあり、今回のアニメは放送前から非常に楽しみでした。

 

物語は、ちっちゃいけれど社会人の女の子・五十嵐双葉(以下・五十嵐ちゃん)と、ガタイのいい五十嵐ちゃんの上司・武田晴海(以下・武田先輩)の二人を日常を中心に展開されていきます。

 

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(第1話「お互いの歩幅」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

 

武田先輩の優しく、ちょっとおせっかいなところを"うざい"と思ってしまう五十嵐ちゃん。そんな二人の絡みは、次第にイチャイチャへと変わっていきます。

 

居酒屋で飲む二人。ベロベロに酔った五十嵐ちゃんは、武田先輩に「先輩って絶対私の事好きですよね!?」と聞きます。

 

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(第1話「お互いの歩幅」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

その質問に武田先輩は「もし俺に奥さんがいて、子供がいたら、お前みたいなのがいいかなって…」という、完全に五十嵐ちゃんがちっちゃいであるが故の答え。それに五十嵐ちゃんは……

 

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(第1話「お互いの歩幅」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

「奥さんじゃ…ダメなんすか…」

はい悶絶。可愛すぎ。原作を見事に再現したシーンですね。

これを機に(?)、うざい話、もとい、イチャイチャ話が続く1クールとなります。しかし、それがいいのです。

 

そして、この作品ではこの二人とは別に、イチャイチャを同時展開してくれる二人がいます。

 

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(第2話「うどん、ときどき満月」/第5話「バレンタイン交響曲」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

それが、桜井桃子(以下・桜井さん)&風間蒼太(以下・風間くん)の二人です。桜井さんは風間くんに密かに思いを寄せており、その思いが次第に分かりやすく大胆になっていきます。対する風間くんも、最初は桜井さんの素振りを軽く受け流す程度でしたが、愛の想いがだんだん明確になっていくという、完全な両想い状態へとなっていきます。

そして語るべきはなんといっても、風間くんの前でだけ見せる女の表情です。

 

(第3話「そしてクリスマス」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

う~ん、可愛すぎ。好きな人の前でだけこういう表情見せる女の人、すっごい良いですよね。

 

ちなみにこの桜井さん、おっぱいがめちゃくちゃデカいです。

 

(第9話「ウキウキ夏休み」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

水着だとやっぱりヤヴァイ!

 

そしておっぱいに振り向いてくれない風間くんを無理やり振り向かせるのもすっごいいい・・・

 

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(第9話「ウキウキ夏休み」より)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

こういう大胆さがすっごい良いんですよね…

 

こんなのばっかり見せられたら、もはや五十嵐ちゃんと武田先輩より、この二人のイチャイチャの方が気になってしまいますよね。

 

さらに皆さんに知っていただきたいのが、OPテーマ「アノーイング!さんさんウィーク!」の曲と映像の良さですよね。

 

www.youtube.com

 

ご覧いただければ分かるのですが、アニメ制作を担当する動画工房のすべてが詰まってる、って感じがしません???

 

このテンポの良さや躍動感が、曲と映像どちらにも共通して存在するところが非常に良き。

 

このOP、一度見ていただければみなさんもすこすこポイントがどこかにあるはずです。ちなみにぼくのすこすこポイントはここの五十嵐ちゃん。

 

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(「先輩がうざい後輩の話」OPより)
© しろまんた・一迅社/先輩がうざい製作委員会

照れながら八重歯を見せる女の子はかわいい。

 

ということで、2021年の秋クールの中では一番続編を期待しているアニメといってもいいかもしれません。ぜひチェックのほど。

 

⑩SELECTION PROJECT

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©SELECTION PROJECT PARTNERS

一見ありきたりなアイドルアニメに見えて、このアニメは色々とスゴかった……そう思わせてくれたこの作品。

 

前述した「先輩がうざい後輩の話」と同じアニメ制作会社・動画工房KADOKAWAがタッグを組んだメディアミックスプロジェクトで、「SELECTION PROJECT」と呼ばれる全国のアイドルオーディションの地区予選から勝ち抜いた9人が、本選オーディションに挑む姿をドキュメンタリー形式で追っていくのが基本の構成です。

 

キャラデザ・楽曲はものすごくいいのはもちろんですが、本作品では「心臓」というワードがメインとなってしまっていると言っても過言ではないと思います。(特に同年放送の「IDOLY PRIDE」や「探偵はもう、死んでいる。」を視聴していたら尚更そう感じます……)

 

代表的なエピソードが、第6話の本選二次審査の水着での自己アピールをするというエピソード。周りが水着で踊るということに驚きや楽しみそうな表情を浮かべる中、本作のメインキャラ・美山鈴音(以下・鈴音ちゃん)だけ、一人浮かない顔をしています。

 

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「水着…」
(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

実際に、二次審査に向けて周りが色々な水着を着ていくわけなのですが・・・

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

なんと、鈴音ちゃんだけ一人、スク水という・・・一部のマニアには受けそうですが、これには周りも「さすがにそれは…」という反応。

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

その後はちゃんとした水着に着替えた様子の鈴音ちゃんですが、「見学します」と言い出すほど。

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

その様子を見た、同じくオーディションで奮闘している濱栗広海ちゃんが鈴音ちゃんの上着を脱がそうとしますが、これに鈴音ちゃんはガチで嫌がっている反応をします。

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

周りは鈴音ちゃんがどうして見学するのか、どうして水着姿を見せないのか分からない中、本作のもう一人のメインキャラ・花野井玲那(以下・玲那ちゃん)は、「自意識過剰ではないか」と責めるような言動をします。

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

その後、更衣室で一緒になる鈴音ちゃんと玲那ちゃん。何も知らない玲那ちゃんは、鈴音ちゃんが中にいるカーテンを開けてしまいます、すると・・・

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

鈴音ちゃんの胸元に、大きな手術痕があったのです。ここで、昔から病弱だった鈴音ちゃんは、かつて心臓の移植手術を行っていたことが明らかとなりました。

 

元々、鈴音ちゃんは人前で着替えをしないなど、「心臓に何かある」と思わせるには十分な伏線が結構散りばめられていたりしたので、驚きを感じた視聴者は多くはなかったのではないかと思います。

 

その後の第8話では、鈴音ちゃんの手術で移植された心臓が誰のものかが分かります。それは、玲那ちゃんの妹であり、かつて一世を風靡したものの3年前に交通事故によって亡くなったアイドル・天沢灯のものだったのです。天沢灯はドナーカードを持っており、臓器提供の意思表示をしていたということなのですね。

 

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(第8話「心の本当の音色」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

そして、玲那ちゃんは母親から送られてきた荷物の中から、鈴音ちゃんがドナーの家族へ向けた手紙を見つけます。7話で鈴音ちゃんにドナー家族へ手紙を書くことを提案していたこともあり、この時点でだいぶ複雑な心境だったのではないのでしょうか。

 

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(第8話「心の本当の音色」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

鈴音ちゃんに移植手術をした日を聞き出す玲那ちゃん。「3年前の6月」は天沢灯が亡くなったのと同じ時期だったのですね。

 

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(第8話「心の本当の音色」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

この時点で「どうしてあなたなの…」という言葉が出てきてしまうほどでした。

 

走り去ろうとした拍子に持っていた手紙を落としてしまった玲那ちゃん。この手紙を見た鈴音ちゃんは、自分の心臓が天沢灯のものであることにここで気付きます。

 

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(第8話「心の本当の音色」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

同じ夢を目指す戦友であり、ライバルでもある子が、自分の姉の心臓を持っていると知ったら、感情的には辛いものがあるのは頷けます。

 

奇しくも、このエピソードの後に流れるEDは、一連の心臓のくだりを意識している歌詞なのか?と思ってしまうのもミソですね。

 

One day 雨が降る日も
聞こえていたんだ 私を呼ぶ声が
どんな時も私のそばに いてくれたね
前を向いて また歩いていけるように

 

夢のステージに立てたら いつか
私は思い浮かべるよ
あなたの顔をきっと

 

この歌が この声が 大切な想いと繋がる
気がつけば 支えられていた
この歌が この声が 遠くまで届きますように
一つ一つ温かな気持ち


君の思いが希望になるよ
夢の先へ Only One Yell

 

Only one yell - 9-tie

 

www.youtube.com

 

その後の9話では、感情を整理した玲那ちゃんが、鈴音ちゃんにきつい言葉を吐き捨ててしまったことを謝る様子が描写されていました。

 

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(第9話「貝殻の中の私」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

続けて玲那ちゃんは「あなたはお姉ちゃんと同じものを持っている」。それは、「歌が大好きで、歌にまっすぐで…」という共通点があることだと語ります。決して心臓の話はしていません。

 

そして、これまでの「鈴音さん」呼びから「鈴音」呼びに変わっていきます。そこからのアツい抱擁。これだよこれ。

 

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「鈴音のこと、心から応援してるから」
(第9話「貝殻の中の私」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

鈴音ちゃんの一番のチアーズ(作中でのファンの呼称)は玲那ちゃんだったのですね。こういう百合でいいんだよ、こういうので。

 

しかしまあ、なぜここまで「心臓」に関するエピソードをピックアップしてきたかと言うと、2021年は登場キャラが心臓移植をしているアニメが結構多く存在していたことが理由として挙げられます。もしこのアニメがあと一、二年ほど前に放送された作品であれば、ここまでこうした形で盛り上がることはなかったのでは…と思ってしまいます。

 

・・・と、中盤部分の大幅なネタバレとなる内容になってしまいましたが、この前とこの後のエピソードにも興味を持っていただければぜひチェックのほど。

 

本来であればここで一区切りとしてもよいのですが、最後に本作品の登場人物の中から一人、ぼくが好きな子をピックアップしていきたいと思います。

 

それは、北海道地区からの代表候補となった、八木 野土香(やぎ のどか)ちゃん。

愛称は、八木ちゃん、野土香ちゃん、どかちゃんなど。

 

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(第2話「明日へ旅立つ少女たち」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

ご覧の通り、前髪ぱっつんのたくあん眉毛系の女の子ですね。北海道の広大な自然で育ってきており、食べることが大好きでおっとり系な性格。

 

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ドヤ顔眉毛がかわいい
(第12話「Our Glorious Days」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

そんな八木ちゃんは、前述の通り、食べるのが本当に大好き。作中でもスキあらばご飯の事ばかりを考えています。

 

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(第6話「誰も知らない胸の内」/第11話「少しだけど 少しずつ」より」
©SELECTION PROJECT PARTNERS

よく食べる女の子は、本当にかわいいですよね。

 

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(第3話「もしこの世界から歌が消えたら」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

夕飯もご覧の通り。さすがに食いすぎやろ。

 

そんな八木ちゃん、作中では食べすぎなことで自分の体重を心配しているシーンがちらほら見受けられるのですが・・・

 

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(第12話「Our Glorious Days」より)
©SELECTION PROJECT PARTNERS

これ、完全に栄養が全部胸に行ってるやつやん。作中でカロリーの高そうなものばっかり食べている割には、めちゃくちゃお腹引き締まってるんですよね…羨ましい。

 

ちなみにですが、公式サイトでは、一日一回自分が推しているキャラクターへの「エール」を送ることもできます。

 

 

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「SELECTION PROJECT」公式サイト

ぼくも最近は毎日欠かさず八木ちゃんに投票するのがルーティンになりつつあります。

 

おわりに

さて、ここまで長文となってしまいましたが、最後までお読みいただいた方々、本当にありがとうございます。

 

本当は年内までに投稿すべき記事なのに、年明けから5日後に書き終えることとなってしまいました。語彙に欠ける稚拙な文章で本当に申し訳ないですが、この記事を少しでも見てよかった、と思っていただければ非常にうれしいです。

 

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。

 

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