ゆくブラの戯言。

とある黄グマの日々の戯言

アニメオタクが人生で初めて''ライブ''に行ったときの話

こんにちは。ゆくブラっ!(@YukuBuraaaaaaaa)です。

 

気付けば、このブログも半年以上更新が途絶えておりました……ご覧の皆様、大変ご無沙汰しております。

 

さて、去る2023年3月11日に、東京の中野サンプラザで開催された、メディアミックス作品「シャインポスト」の出演声優の皆さんによるライブ、

 

「シャインポストTINGS LIVE JOURNEY ep.02 “Re-Live” with HY:RAIN & HOTARU」

shinepost.jp

 

にわたくしゆくブラっ!、大変僭越ながら参戦させていただきました。

 

今回は、「かれこれアニメオタクを10年近くやっている男が、人生で初めてアニメのライブに行ってみたときのお話」ということでひとつ書いてみたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

 

※注意※

この記事の中で「オタク」という表現を多用していますが、あくまでもこの記事の執筆者のことを指すために使用しており、ほかの方に対する意図的な悪意などは一切ございません。

 

なぜ今まで''ライブ''に全く参戦しなかったのか?

ライブの感想等を書く前に、僕自身の個人的な話になってしまいますが、''なぜ10年近くアニメのオタクをやっている男が、このタイミングでアニメのライブに参戦することになったのか?''というところから書いていきたいと思います。その理由は多く分けて4つありまして、

 

  • そもそもライブに行くほどの情熱を注いでる作品があまりなかった
  • 年齢の低さからハードルを感じていた
  • お金がない
  • 単純に忙しかった

・・・と、いうところです。

 

今回参戦してきた「シャインポスト」のライブ以外で行ってみたい作品のライブはあるかというと、「Re:ステージ!」とかSHOW BY ROCK!!くらいしか思いつかないのです。それくらい浅くでしかアニメを見れていないということでもあるのでしょう…。

 

また、僕がアニメにハマった時期が小中高生くらいということもあり、年齢的にライブというところまで行くには少しハードルを感じていたということ、それと同時に金銭的にも余裕があったわけではないので、なかなか行けずじまいだったということ、中学時代が特に忙しく''ライブ行ってみたいなぁ''という風に思っていても、なかなか実現しなかった、というところで、''アニメオタクは長年やっているのにライブは全く行っていない''という状態になってしまいました。(決して''アニメオタクならばライブに行かなければいけない''というようなことは一切ないと思ってます)

 

''シャインポスト''との出会い

 

そんな中で、僕をライブまで、中野サンプラザまで、連れて行ってくれたきっかけとなったのが、TVアニメ「シャインポスト」との出会いでした。

 

© Konami Digital Entertainment,Straight Edge Inc./シャインポスト製作委員会

shinepost.jp

 

ざっくりストーリー展開はといいますと、

 

夢は大きくても、結果は小さい……。そんなアイドルユニット「TINGS」のメンバー5人が、光り輝く道標「シャインポスト」を目指す、成長物語。

 

と、いったところでしょうか。

 

いわゆる''アイドルもの''ではありますが、個人的には楽曲、演出、キャラクターの良さなどから''ただのアイドルものとはひと味違う''、と自信を持ってプレゼンできると思っております。この''ひと味違う’’というところに強く惹かれ、昔とは違い金銭的・時間的な余裕がある程度あったというところから、ライブ申し込みというところまで行きついてしまったわけです。

 

アニメについてもアツく語りたいところではありますが、今回はライブの話がメインなので、ここでは割愛させていただきます。

 

いざ、初のライブ参戦へ…

 

そしてライブ当日、中野サンプラザの話を書いていきます。

 

 

物販での購入完了までが思ったより長引き、会場入りできたのは開演の1分前くらい。正直物販に並んでいたときは「これライブ間に合うんか?」と終始不安でした…(実際開演時刻直前に列を離脱する人多数でした)

 

 

そしてライブ開始。一番の特記すべき事項は、'声出し解禁''だったということ。ここ2、3年のライブはコロナの影響があり、お客さんは声が出せる状況ではありませんでしたが、このライブでは声出しが可能となっており、僕も含め、お客さんの盛り上がり・熱気をダイレクトに感じられるライブとなっておりました。

 

僕は今回声出し解禁のライブが初参戦ということになりましたが、頻繁にライブに行かれている方からしたら、声出しが出来ない状況を経験しているわけでしょうから、この声出し解禁というものほどうれしいことはないだろうな、とも思います。

 

全曲全てのパフォーマンスが大変に素晴らしく、''最高''この上ないというのがざっくりとした感想になりますが、特に印象に残った曲は?というと、やっぱり「Yellow Rose」ですね。

 

www.youtube.com

 

この曲は作中のキャラクター・聖舞理王(せいぶ・りお)のキャラクターソングなのですが、CVを担当されている、夏吉ゆうこさんの歌のうまさが存分に感じられる贅沢過ぎる一曲だと思っております。

 

「シャインポスト」の中では冗談抜きでこの曲がダントツに好きな僕は、「ライブでこれを生で聴いたら多分絶対泣くな」と思っていたのですが、やっぱり現地でイントロが流れ出した瞬間に目頭がグッと熱くなったのを感じました。

 

そして、歌い出しからすべてを包み込むような夏吉さんの歌声。ここでさらに目に涙が浮かぶ状態となり、その名の通りの限界オタクと化しておりました。夏吉、歌ウマすぎンゴ。

 

元々、夏吉ゆうこさんのことはSHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!」の頃に知り、そこでの’’マシマヒメコ''というキャラクターですっかりその歌声の虜にされていたばっかりに、「夏吉さんの生歌を聴けた、''別格''だ…」と強い衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。

 

なんかもう、上に貼ったアニメ映像を見るだけで、いまだに涙が出てきそうになっちゃいます。それくらい好きなのです。

 

''自分を大きく強く見せるけど、実は小さくて弱くて…''そんな子だけれど、それが愛おしい。そんな聖舞理王のキャラクターをダイレクトに表現し、歌として表現する、夏吉さんの声優としての''実力''が存分に発揮された素敵な一曲だと思います。

 

その後も存分に盛り上がれる曲多数で汗がだっくだくになるくらいには盛り上がりました。TINGSも最高なんだけどさ、HY:RAINも螢さんのパフォーマンスも、おかしくなっちゃいそう!!心臓が破裂しそう!!!(例の画像)って感じでしたね……。

 

本当に、夢のような時間でした。大袈裟な話、''毎日シャインポストのライブがやっていればいいのに''と冗談抜きで思ってしまうくらいです。

 

初めてのライブ参戦を終えて

 

初めてライブに参加してみて、前述のとおり、まずは''夢のような時間だった''というのが一番の感想なのですが、反省点も見えてきたので、備忘録的に書いていきたいと思います。大きく3つ。

 

  • 物販が思いのほか並び、グッズ購入完了がライブ開演時刻ギリギリになった
  • ペンライトに慣れていなかったので、何度も予期せぬタイミングで色が変わってしまったり消えてしまったりした
  • あまりの興奮に、ちょっと害悪オタク化してた…かも……?

 

というところでしょうか。

 

1つ目の物販に関しては、販売開始が10時で、僕が並び始めたのが9時半ということを考えても、僕が購入完了までに3時間もかかっているわけですから、次のライブでは物販の開始時刻を早める・レジの台数をもっと増やすなどの改善策をぜひ講じてほしいと思いました。正直ここまで並び疲れるとは思わなかった。コミケじゃないんだから。

 

午前9時半の物販待機列
(画像は一部加工しています)

2つ目に関しては、単純に僕がペンライトを持つということが全くなく、持ち慣れていなかったというのが大きいのかな…と思っております。何回かライブの経験を重ねればこんなこともなくなるのかな。どうなんでしょうか。

 

そして3つ目ですが…単純に曲のパフォーマンスでのコール以外で、野太い声を叫びすぎたな。と反省。理王役の夏吉ゆうこさんの自己紹介の時に「夏吉~~~~~~~~!!!!!」という野太い声が聞こえてきたのであれば、おそらくそれは僕の声でしょう。

 

''周りもコール以外でデカい声を出してるんだから自分も出していいだろう''という邪な考えがあったのかもしれません。ちょっとやりすぎたな、と正直かなり反省です……

 

おわりに

 

 

ということで、ここまで「シャインポスト」のライブに参加してきた話を書いて参りましたが、いかがだったでしょうか。

 

初めてのライブ参加ということで、参加が決定した後は、期待と不安が入り混じる日々を過ごしていたのですが、無事に参戦でき、最高の時間を感じられたこと、本当にうれしく思います。

 

ライブ後は想像以上に体が熱くなるのを感じましたね。正直ここまでとは想定していなかったので''ライブ''という存在自体を侮っていた節があったかもしれません。

 

この雰囲気を、また楽しみたい。そう思えたのが、このライブを見たうえでの大きな収穫と言っていいかもしれません。「シャインポスト」に限らず、他の作品のライブも行ってみたくて仕方がないような、そんな気持ちにもなれました。

 

そして、これはライブとはあまり関係のない話になりますが、この日は僕と同じ界隈の人たちで、ライブには参加しないのに中野に来ているといういわゆる音漏れ部の人たちもお会いする機会があり、オフ会的な側面もあったがために、より濃密な一日になったなと感じます。

 

では、この作品に携わるすべての人たちへの感謝の気持ちを表して、この記事を書き終わりたいと思います。

 

あ、最後に一つだけ!シャインポストみたほうがいい。

 

ここまでご覧いただきましてありがとうございました。